テクノロジーの発展と共に、現在世界中にはさまざまなカメラが存在しています。ペットカメラ、ウェブカメラ、デジタルカメラ、スマートフォンのカメラなどなど挙げればきりがない程です。その中で今回は主に防犯の目的で使われている防犯カメラ(監視カメラ)について解説していきます。
- 防犯カメラ(監視カメラ)とは?
防犯カメラの仕組みとしては、カメラで撮影を行い、ビデオレコーダーという機械がその映像を録画するというものです。一つのビデオレコーダーで複数のカメラデバイスを管理することが可能だったり、最新技術の防犯カメラでは、ネットワークカメラと呼ばれる、デジタルカメラとパソコンが一体化したような仕組みで鮮明な映像の録画が可能な防犯カメラも出ていたりします。他にも、スマートフォンで常時、カメラのライブ映像見ることが可能なものなどもあり、テクノロジーの進化がうかがえます。カメラの形は、一番一般的なドーム型、存在感のあるバレット型、レンズの変更が可能なボックス型、広範囲の監視が可能なパンチルトズーム型などがあります。
外から見える部分ではカメラのレンズや電源などがありますが、その他にも内部にはイメージセンサ―や音センサー、エンコーダ、昇圧コンバータなどのようなたくさんの半導体が内蔵されており、それぞれの機能が合わさることによって防犯カメラでの映像撮影ができるようになります。
- 家庭や公共の場での防犯カメラのメリット
- 犯罪を未然に防ぐことができる
セキュリティレベルを上げることによって、犯罪の予防にもなります。セキュリティがゆるい家やお店に比べて、防犯カメラが明らかに置かれている家には空き巣や強盗に入ろうと思わないでしょう。
- 犯罪の解決に繋がる
防犯カメラの映像があることによって警察への証拠の提出ができるため、トラブルがあった際にも犯人確保や事件の解決に役立ちます。
- 家族を守ることができる
子供やお年寄り、ペットなどがいる家庭では防犯カメラが役に立ちます。特に、ライブ映像を見ることのできるモデルでは、家族の帰宅を遠隔でも確認できるので安心材料になります。
- 従業員の管理ができる
防犯カメラは外部からの犯罪を防止するだけでなく、従業員などの内部の犯罪を防止することも可能です。
- おわり
日本は世界全体を見て比較的に治安の良い国だと言われていますが、残念ながら去年一年間に警察が把握した刑法犯は前年と比較し5.9%増えていました。過去最少を更新し続けていた中での20年ぶりの変化となりました。これは新型コロナウイルスの影響もあったとされており、この治安が悪化している世の中で安全に暮らすためには個人、また企業において防犯カメラのような対策が必要なのかもしれません。