「紫電改」(しでんかい)は、大日本帝国海軍が第二次世界大戦中に開発した戦闘機である。昭和19年4月7日内令兵第27号「航空機の名称」では「試製紫電改」は「試製紫電の機体改造及兵装強化せるもの」として定義づけられている。 一般には、紫電各型のうち、二一型以降の機体を呼ぶものとして使われることが多いが、昭和20年4月11日海軍航空本部「海軍飛行機略符号一覧表」によれば、二一型以降の紫電としては、「試製紫電改(二一型)」「試製紫電改甲(二一甲型)」「試製紫電改一(三一型)」「試製紫電改二」「試製紫電改三(三一型)」「試製紫電改四」「試製紫電改五(二五型)」が存在してる。この項ではこれらを総じて取り扱う。